ブログ/2011-04-26
仕様を競う
GW直前になって、やっとAppleの「iPad2」が発売されるそうです。
当初は3月中の発売予定だったのが、東日本大震災に配慮して発売を延期していたようです。
やはり、配慮してというところが、記事の書き方にも表れています「米アップルは多機能携帯端末「iPad2」を日本国内で28日に発売する方針を固めた。27日発表する。」
方針を固めたとなっています。
「アイパッド2は初代機種に比べ本体を薄く、軽くしたうえ、両面にカメラを付けるなど機能を高めた。今回、震災の影響で休業していた仙台市の直営店が22日に営業を再開するなど、日本での販売体制が整ったと判断した。価格は初代のアイパッドと同水準(4万円台~)になる見通し。」
この記事のくだりを読むと、仙台の直営店をおいての発売はできないと感じていたのでしょう。
そのiPad、先月の発表会ではJobs曰く「競合他社がiPadをまねしても、我々は先に行く。2011年はiPad2の年になる。」と豪語していました。
更に続けて「パソコンの“次”という割には仕様を競っており、分かっていない」と、多機能携帯端末分野でAppleを追うGoogleやSamsungなど競合他社の動きを、切って捨てています。
このJobsの言葉「仕様を競っている」という部分に、いたく共感してしまいました。
発明を権利化していく仕事をしている者として、仕様を競っても「設計事項」でしかなく、特許要件を満たさない、このことを再度認識した所長でした。
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